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食育と離乳食のポイント

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こんにちは😃
歯科助手の本多です🐒


6月4日は虫歯の日 ~行事食~ 6(ム)4(シ)で虫歯の日。
この日から6月10日までの一週間は歯の衛生週間です。
この機会に歯やお口の中の健康について改めて見直してみましょう❗️

さて今回のブログはお子さんの食育についてです💡
私は管理栄養士の資格をもっているのですが、食育と歯の関係は感じることが多々あります。

食育と聞くと何を食べさせるかがメインになりがちで、肝心の食べる力を育てるということ忘れていませんか?
食べる力というのは生まれながらに身についているものではなく、
離乳食の始まりとともに練習を重ねて、すり潰す、噛む、噛み切るなどの力を段階的に身につけていきます。

離乳食の進め方は月齢を目安にして記されているものがほとんどですが、
子どもは歯が生える時期に個人差があるように
食べる力も個人差が大きいので、食べる機能の発達に合わせて離乳食を進めていくことが大切です❗️

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ではどのようなポイントがあるのでしょうか⁉️

まずは離乳初期🥕
まだ歯はありません❗️
スプーンで下唇をつついた時、舌で押し出したり、口をとがらせスプーンを入れさせないのはまだ早いというサイン💡
お口を開けてくれる時期を待ちましょう😃

離乳中期🥕
下の前歯が生えます❗️
舌を上顎まで持ち上げられるようになり、少し形のあるものでも上顎に押し付けて潰せるようになります。
唇が左右に引っ張られていたら舌で上手に押しつぶしているサインです💡

離乳後期🥕
前歯が生えそろいます❗️
ついに噛む動きが始まります。奥歯はまだなく、歯茎で噛む練習中なので、頑張らせすぎないように注意しましょう💡
スプーンでばかり与えていると手と口を協調させる練習ができないので、手づかみ食べをしたがる時はできるだけさせてあげて下さい。

最後に離乳完了期🥕
奥歯が生えはじめます❗️
カミカミがぐっと上手になります。
食べ物を手で持ち一口の適量を前歯で噛み切って食べるようになります。
食べやすいように一口サイズに切って与えていると、噛み切る練習ができません💦
離乳食に手をかけすぎないことも大事です❗️


お子さんのお口の準備がまだなのに急いで離乳食を進めてしまうと
噛む練習が出来ず丸飲みしてしまったり、
反対に軟らかいものばかりでも噛む力が育たず好き嫌いの原因になることも💦
「食べる力」は食べる機能+食べる意欲で育ちます❗️
ぜひ一度食べる機能にも注目して、お子さんと一緒に楽しみながら離乳食を進めてみて下さいね😊
2021年07月02日 10:24
スピカデンタルクリニック
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