デンタルガムとは
こんにちは!
4月から働かせていただいています、歯科衛生士の阿部です。
日々勉強の毎日であっという間に3ヶ月が過ぎました。
患者様に寄り添える歯科衛生士になれるよう頑張っていきますので
さて、今回はデンタルガムについてお話していこうと思います。
デンタルガムとは市販のガムの中でも歯や口腔環境に良い影響を与えるとされるもののことを呼びます。
キシリトールガムが歯に良いというのは聞いたことがある方が多い
今回のブログでは3つの成分について説明していこうと思います。
まず、キシリトールについてです。
キシリトールとは樹木から作られる糖アルコールで、
通常、虫歯菌は糖を餌とし、
しかし、
(オーラルケア社HPより)
キシリトール以外の成分として効果がある成分の1つ目は、
CPP-ACP(リカルデント)です。
CPP-ACPとは牛乳に含まれる成分から作られたものです。
この成分には主に3つの効果があり、
①酸によって歯の成分が溶けだしてしまうのを抑制する(
②脱灰によって溶けだした成分を再び歯に戻す働き(再石灰化)
③CPP-ACPによって再石灰化された歯は酸への耐性(
という効果があります。
(モンテリーズ・ジャパン社HPより)
2つ目はPOs-Ca(ポスカ)です。
POs-Caはじゃがいもから作られたカルシウム素材です。
唾液に溶けやすい水溶性の成分で、歯に染み込みやすいため、
また、
この2つは再石灰化に有効なため、
(グリコ社HPより)
成分以外にも、ガムを 噛む ことで唾液の分泌を促進し虫歯や歯周病の予防になったり、
ガムを噛んでいるからと言って虫歯にならないわけでは決してあり
1番大切なのは日頃の歯磨きと定期的な歯科受診です。
また、それぞれのガムには摂取目安量があるため、
デンタルガムを補助的に使い虫歯になりにくいお口を作っていきま
2021年07月09日 15:42