ダラダラ食べ、間食と虫歯の関係
歯科衛生士の渡辺です。
さて、今回は「ダラダラ食べ、間食と虫歯の関係」の話をしたいと思います。
みなさんは、ダラダラ食べや間食は行いますか??
「ダラダラ食べ」や「間食」は虫歯の元になりやすいんです。
間食の回数が増えると虫歯の発生率が増加します。
では、なぜ間食の回数が増えれば虫歯の発生率が高くなるのでしょうか?
1日3回の食事のたびに、食事に含まれる糖類によって口腔内(お口の中)は酸性に傾き、歯のエナメル質が少し溶けます。(脱灰)
しかし、唾液によって中性に戻り、歯は修復(再石灰化)されます。
ところが、食事と食事の間に間食をはさむと、歯の脱灰が再石灰化を上回り、初期の虫歯が発生します。
また、寝る前に食事をしてそのまま眠ってしまうと、睡眠時は唾液の成分が抑制されるため中性に戻らないまま、翌朝まで脱灰が進行してしまいます。
このため、ダラダラと不規則な生活を見直し、正しい食事をしていると、虫歯になるリスクは下がります。
下図がステファンカーブと呼ばれる口腔内のpHをあらわしたグラフになります。
ステファンカーブについては子どもたちの虫歯予防という記事でも紹介されています。
ぜひご覧ください。
虫歯になりにくくするポイント4つ
1、ダラダラ食べを辞め、短時間で食事をする。
2、間食の回数を減らし、食べる時間を決める。
3、飲み物は、糖類の入っている物ではなく水かお茶にする。
4、寝る前は間食をしない。
もう一度、食事の習慣を見直してみませんか??
もし、間食について気になる事があれば
いつでも私たちスタッフにご相談ください☺️
2021年10月29日 11:28